今日は、中小企業診断士試験の2次j筆記試験の合格発表でした。
昨年の合格から、早くも1年が経ちました。
合格した皆様、おめでとうございます。
これまでの努力が報われて、晴れて合格。
いろんな思いが浮かんできたことと思います。
口述試験まで1週間、最後まで気を抜かずがんばってください。
残念な結果に終わった方、お疲れ様でした。
今は何も考えられないような状態なのではないでしょうか。
私の場合、合格発表といえば、受かったときのことよりも不合格だったときのことをよく思い出します。
受験2年目に2次試験に落ちたときは、ショックで銀座の診断協会のそばで呆然としてしまいました。
そして、周りに支えられて学習してきたのに合格できなかった悔しさと情けなさから、MMCの中居先生に電話しながら号泣したことを今でも思い出します。
でも、このときの涙が3年目のチャレンジを支えてくれたとも思っています。
精神的につらいと思いますが、不合格だった方も、少しだけゆっくり休んで、ぜひ再チャレンジしてもらいたいと思います。
私が受験生だったころ、MMCの前田先生がこんなことをおっしゃっていました。
「勉強を続けていたら、診断士試験なんていつかは必ず受かるんだから、それよりも、合格した後に診断士として活躍できるような勉強をしなさい。受験テクニックなんか身につけても本当の診断士にはなれないよ。」
2次試験に落ちたときに、この言葉は効きました。
受かるために勉強するのではなく、診断士として活躍できるように勉強する。
この感覚が掴めるようになると合格に近づくような気がします。
合否という結果は示されてしまったものの、試験の結果は紙一重。
今回残念だった方も、決して実力がなかったわけではないと思います。
1次試験を通過して、2次試験までいっているのですから。
今回の結果に関わらず、一人でも多くの方が、診断士にチャレンジして、活躍できるようになればいいなと心から思います。