あっという間に夏になってしまいました。
思えば、昨年と今年はブログの更新回数が極端に減りました。
まぁ、昨年は意図的であったけど・・・(笑)。
さて、中小企業診断士の1次試験が近づいてきました。
初めて受ける人は雰囲気がどんな感じなのか、想像もつかず不安もあると思います。
また、複数回の受験経験がある方も、本番の緊張感を想像すると不安になることもあるかと思います。
直前期の過ごし方等は、いろんな方がブログや書籍等で残しているのであまりここでは触れないようにしますが、たまには受験生の役に立つことも書いてみたいと思います。
私の場合、昨年1次試験からのリスタートになってしまったので、1次試験を絶対通らなければ2次に進めないという状況でした。
結果的に、ギリギリではあったけど1次試験をクリアすることができましたが、そのときに強く感じたことがあります。
それは、「どんな状況でも絶対にあきらめない。」ということです。
当たり前すぎて、いまさら何を・・・って感じかもしれませんが、試験本番中は緊張感やまわりの雰囲気で脳の状態がややパニックになっている場合があります。
そんなときは、あきらめずに一度深呼吸して冷静になってみることも必要かなと思うのです。
私は、昨年の財務の時は完全にパニックになりました。
2次の財務で、答練等で良い結果を残していたこともあり、1次試験の財務を甘く見ていたのかもしれません。
そんな中、どうやっても手も足も出ない問題がたくさん出ているように感じたのです。
後から冷静になってみると、ちゃんと考えることができれば、解けたのかもしれませんが、試験の最中はパニックに陥り、まったくといっていいほど何をやっていいかもわからなくなっていたのです。
でも、そんなときも「絶対にあきらめたらダメだ。あきらめた瞬間に試験が終わってしまう。」と思い、一度深呼吸をしてから、各設問の選択肢をもう一度冷静になって眺めてみました。
冷静になったことで、明らかに矛盾のある選択肢ははずすことができ、わからない問題も「なんとなくコレが正解だろう」というようにマークをしていくことができ、足切りだけは回避できました。
まぁ、ほとんどはマグレあたりに近いのでしょうが・・・(笑)。
でも、マグレあたりでもあきらめずに選択肢を眺めて、正答の確率を高められるように考えたことが、足切り回避につながったのではないかとも思っています。
今、受験生の皆さんは暑い中努力されていることかと思います。
私も、昨年の今頃は、予備校の自習室に一日中こもりきりでした。
受験勉強は大変です。
でも、その努力が本番の粘りにつながると信じてがんばって、最後の追い込みをがんばってほしいな~と思います。